
五月病は、本来は一過性のものですが、うまく乗り切れないと、いわゆる病的な症状にまで進行することが多々ございます。五月病の対策
五月病を治すポイントは、「リラックスする」ことが大切です。なるべくストレスになることを遠ざけることです。まわりの環境が変化しても、体の恒常性を維持するように心がけることが必要です。具体的には、個々人の体質と症状にあわせて、漢方薬を選んで、お飲みになることによって、少しずつ回復に向かいます。個人差はありますが、およそ二ヶ月から半年くらい、漢方薬をお飲みになると、回復を実感できる方が多いようです。ストレスを受けると、体の気のエネルギーのめぐりが悪くなり、いろいろな症状がでます。これを「気滞」といいます。気滞になると、「イライラして怒りっぽくなる。ウツの気分でタメ息がでる。目が充血しやすい。胸や脇が張って痛む。お腹にガスがたまりやすい。女性の場合は、生理不順や生理痛や排卵痛があることか多い。」などの症状が出やすくなります。
気の滞る方向きの漢方薬
星火逍遥丸
星火逍遥丸の「逍遥」とは、気持ち良くなって散歩するという意味です。今でいえば、リラックスするということです。この漢方薬の働きは、怒りっぽい、ウツ気分、目の充血、胸や脇の張り、お腹にガスがたまる、などの症状を解消して、気の滞りを治し、元気を取り戻します。そして、女性の生理不順や生理痛などにも効果を発揮します。
漢方では、心が心明をつかさどると考えられています。心明とは、大脳皮質や中枢神経を支配する働きのことです。また、腎は、単に腎臓のみを指すのではなく、泌尿生殖系、ホルモン系、カルシウム代謝、免疫系などの幅広い働きを含んでいます。ストレスや加齢などにより、腎の働きが弱ったことを「腎虚」といいます。 漢方の五行説によると、心は「火」になり、腎は「水」になります。腎虚がすすんで、この火と水のバランスがくずれると、「のどが渇く。動悸がして不安感に襲われる。胸か゛苦しくなる。恐怖感がわく。取り越し苦労をする。肩こり。がんこな便秘。睡眠が浅くなり、夢が多くなる。不眠になる。足の裏がほてりやすい。」などの症状が出やすくなります。
心や腎が元気不足の方向きの漢方薬
天王補心丹(てんのうほしんたん)
天王補心丹は、薬名どおり、心を補い、心と腎とのバランスをとる漢方薬です。ストレスによる、五藏六府の心と腎のバランスの乱れが原因で同時におこりやすい、のどの渇き、動悸、不安感、恐怖、不眠、多夢、肩こり、便秘、足の裏のほてり、などの不快な症状を解消し、元気を取り戻します。
五月病の漢方健康相談
漢方薬は、お飲みになる前に、必ず、専門家にご相談ください。ここで、ご紹介できなかった漢方薬もいろいろとございます。五月病などでお困りのときは、横浜市中区にある伊勢佐木町漢方堂まで、お気軽にご来店ください。あなた様の症状と体質を勘案して、最適な漢方薬をお選び致します。