がんと免疫 漢方薬で免疫力を高ましょう
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がんと免疫  「漢方薬で健康家族」免疫力を高め元気になりましょう

免疫力を高めることが、がんの予防や治療に役立つことは、今や常識になってきました。
がんに対する免疫力を高めるための知識を考えてみます。
免疫とは、自分自身のものか、自分以外のものかを識別し、体をいつも健康な状態に保とうとしている。自己防衛力と自然治癒力のことです。
主な役割は次の2つになります。
  1. 外部から、細菌やウィルスなど体に入ってきた時には、免疫細胞が、それら「異物」と戦い、体を健康な状態に戻そうとします。
  2. がん細胞など体の内部で生じる、“身内の反乱者”を常に監視し、「異常」を見つけ出し、同時にそれらの動きを小さなうちに鎮圧して、体の安定(恒常性=ホメオスタシス)を維持します。
体の健康を守ってる免疫は、大変複雑なシステムですが、実際に、「前線」で戦っているのは、おもに、「免疫細胞」と「サイトカイン」と呼ばれる活性物質です。
免疫細胞は、骨髄の幹細胞からつくられ、血液を通して、全身のすみずみまで行きわたっています。
がんと戦う上で重要なのが、白血球の中の免疫細胞です。

健康診断(人間ドック)で、「白血球が、少ない」と言われたことはありませんか?
とりもなおさず、免疫細胞が少ないということです。
白血球(WBC)の正常値は、
 幼児(5歳以下)6000〜11,000
 小児(6歳〜14歳)6000〜10,000
 成人4000〜9000
血液検査の控えがございましたら、チェックしてみてください。

白血球の免疫細胞の中で、特に大切なのは、マクロファージ、ヘルパーT細胞、キラーT細胞、ナチュラルキラー細胞とB細胞です。
マクロファージとは、「大食細胞」とも呼ばれています。全身をパトロールし、細菌やウィルスあるいはがん細胞を見つけると、自ら活性物質を分泌して、他の免疫細胞に知らせると同時に、自分の細胞内に取り込んで、食べてしまいます。
ヘルパーT細胞とは、免疫系のいわば「司令官」です。
マクロファージからの情報を受けて、他の免疫細胞(ナチュラルキラー細胞、キラーT細胞、B細胞)を活性化して、戦闘員を動員し、攻撃を指令します。
キラーT細胞とは、免疫系の「特殊部隊」で、ヘルパーT細胞の命令を受け、細胞の数を増やして、がん細胞に、毒を吹き込みます。
ナチュラルキラー細胞とは、攻撃力が強い「ミサイル部隊」で、サイトカインによって活性化されると、がん細胞にドンドンミサイルを打ち込みます。
B細胞とは、抗体という飛び道具を使って、細菌やウィルスを攻撃するもので、これを「液性免疫」といいます。ちなみに、IgE(免疫グロブリンE)という抗体の一種が関与するアレルギー疾患は、この液性免疫が過剰反応する結果だと言われています。

サイトカインとは、免疫細胞(マクロファージやヘルパーT細胞など)から分泌される活性物質で、おもに2つの役割があります。
  1. 免疫細胞間の情報伝達をして互いの活性化を促し、戦闘能力を高める。
  2. 細菌、ウイルスや癌細胞を直接、攻撃する。
主なサイトカインは、5種類あります。IL−1、IL−2、IL−12、TNF、IFNです。
IL−1(インターロイキン−1)とは、活性化されたマクロファージから放出され、ヘルパーT細胞から、のIL−2分泌を刺激します。
IL−2(インターロイキン−2)とは、ヘルパーT細胞から放出され、キラーT細胞、ナチュラルキラー細胞の活性を増強します。
IL−12(インターロイキン−12)とは、活性化されたマクロファージからの刺激によって産生し、キラーT細胞を活性化し、ナチュラルキラー細胞の活性を増強します。
TNF(腫瘍壊死因子)とは、αとβがあり、マクロファージからつくられ、がん細胞を直接攻撃するのが、TNF−αです。
IFN(インターフェロン)とは、α、β、γの3種類があり、ヘルパーT細胞より、分泌されます。
いずれもウイルスやがん細胞の増強を抑制し、マクロファージやナチュラルキラー細胞を活性化します。
IFNは、医薬品として開発され、抗がん剤、抗ウィルス剤として使われています。

ナチュラルキラー細胞やキラーT細胞が、ウイルスやがん細胞を直接攻撃する免疫の仕組みを「細胞性免疫」といいます。
細胞性免疫は、癌細胞に対する防衛に重要ですが、調節が狂って、正常な自分の細胞を攻撃する事があります。これが、自己免疫疾患といわれるもので、関節リウマチなどが代表的です。
私たちの体の中では、常にがん細胞の芽が生まれています。
ところが、マクロファージやナチュラルキラー細胞などの免疫細胞がパトロールを行っていて、がん細胞を芽のうちに摘み取ってしまうのです。
体の免疫機能さえしっかりしていれば、がん細胞が、増えることもなく、アレルギー疾患にもなりません。
しかし、何らかの原因で、免疫力が低下すると、がんの芽が成長し、小さながんになってしまいます。
このようなことから、免疫力を高い状態にしておくことは、がん予防のためにとても大切です。
免疫力を高め、血液をサラサラにして、元気になりましょう。

【木漢方の漢方健康病気相談】

健康のことやお薬のことや病気のことで、お悩みのときは、お気軽にご相談ください。

残念ながら、漢方薬で、ガンが治ることはございません。

当店の漢方では、ガンでお悩みの方の「生活の質の向上」のご相談を承っております。

手術や抗がん剤治療や放射線治療に耐えられるように、漢方薬などによって体力や元気力をつけることが大切になると思います。

お気軽にお越しくださいませ。

木漢方 創業慶応二年 横浜の漢方健康病気相談専門店
神奈川県横浜市中区石川町5丁目185番地6
JR石川町駅南口下車 徒歩7分
横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅下車 徒歩8分
( 石川町5丁目バス停の前、車橋南交差点の角です。)
ご相談&お問い合わせ電話  045-681-5888
営業時間 11:00〜19:30
定休日  金曜(土曜と日曜は、営業しております。)

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