平日と休日のメリハリをつけしょう。
休日は、だらだらと過ごさずに、好きな音楽を聴いたり、映画を観たり、海や山にでかけたりして、大いに楽しみましょう。
休日に、仕事を持ち込まないライフスタイルをつくりましょう。
「早寝早起きは、三文の得」といいます。残業は、早起きして、「朝残業」をするようにしましょう。早起きするようになると、朝からよく頭が回転するようになります。通勤電車もずらすことができ、混まない電車を選べます。
休日が取れなくて、睡眠時間が不十分なことにより、スタミナ不足なときは、「党参」、「黄耆」、「白朮」などの気を補う漢方薬がいいでしょう。もし、疲れがたまって、イライラしやすいときは「柴胡」や「枳実」、「芍薬」、「竜骨」、「牡蛎」などの漢方薬がいいでしょう。のぼせやすいときは、「黄柏」や「知母」などの漢方薬がいいでしょう。
まずは、「食事の改善」が大切です。たとえば、肉や魚を食べたら、同量の野菜や果物を食べるようにしましょう。要は、バランスのよい食事を取った上で、海産物と黒い色の物を食べるようにしましょう。
エヒ゛や、イカや、ホタテや、カキなどの海産物と、黒ゴマ、黒まめ、黒米などと、ヤマイモなどの精がつくものを積極的に食べるようにしましょう。
できるだけ、「早めに寝る」ことが大切です。妊娠力を失っている身体には、食事は、もちろん、睡眠が重要です。できるだけ、早めに寝ることによって、エネルギーのロスをなくして、体力の回復をはかりましょう。
老化によって、白髪や、歯がもろくなったり、車を利用することが多くなって歩かなくなったり、老眼になったり、腰痛になったりしてくると、性欲がなくなり、生殖能力もだんだんと低下してきます。このような症状は、漢方医薬学では、「腎」に問題があると考えています。腎の能力を回復することを「補腎」といいます。補腎にもちいる漢方薬を「補腎薬」といいます。くわしくは、この髙木漢方のホームページの中の「腎虚と漢方」をご参照ください。
とにかく、身体を動かしましょう。男性の血行の悪さは、生活習慣と深くかかわっています。万歩計などをそろえて、どのくらい、歩いているのか、知りましょう。デスクワーク中心だと意外と動いていなかったりします。つまり、頭脳の労働ばかりで、身体は、使っていなかったりします。休日だけでも、散歩をよくするように心がけましょう。
男性の場合、肉や揚げ物が好きで食べることが多く、ラーメンや、うどんや、そばなどの淡水化物ばかりという、食事にかたよりが、生じやすいという特徴があります。まずは、野菜をよく食べるように心がけましょう。おひたしや、サラダも食べるようにしましょう。
そして、たまねぎ、にら、にんにく、しょうがなどの野菜は、血液をサラサラにする作用があるので、積極的に食べるようにしましょう。
血行不良の改善のためには、血のめぐりを良くする漢方薬も役立ちます。漢方薬としては、「丹参」、「赤芍」、「紅花」、「川芎」、「当帰」、「牡丹皮」、「桃仁」などがいいでしょう。さらに、運動とバランスの良い食事と組み合わせましょう。
ご注意
漢方薬は、お飲みになる前に、必ず、専門家にご相談ください。